マグネシウム合金の塗装

マグネシウム合金は、以下の理由からいま最も注目されている素材です。

  • 軽量(アルミニウムの3分の2)
  • プラスチックに比べ、強度がある
  • 導電性、シールド性
  • リサイクルが可能 

成形方法はダイカスト・チクソモールド・ロストワックスなど様々ですが、いずれの場合でも表面が平滑ではないため、塗装前の下地調整が重要なポイントとなります。

当社では専門の優秀なスタッフを揃え、巣穴・湯ジワ・ヒケ等にパテ修正を施し、表面を平滑にしてから塗装をするため均一な仕上がりが可能です。

また、空気中に浮遊しているごみやほこり、着衣の糸ゴミ等の付着による不良品発生防止のため、クラス10,000のクリーンルーム内にて塗装を行っています。



作 業 の 流 れ(ノートパソコンカバーの例)

下 塗
(プライマー)
トップコートの密着を良くするため、また下地調整を容易にするために、プライマーを塗布します。
VOC抑制・環境配慮型の粉体塗料を使用する製品が増えています。
検 査 パテ修正の必要な巣穴、湯ジワ等ヘコミのある箇所を見つけ、印を付けてパテ作業者に渡します。
パテつけ
(下地調整)
一つひとつ熟練の作業者が丁寧にパテ付け作業を行います。
サンディング 余分なパテを研ぎ落とし、表面を平滑にします。
仕上げ 下地調整の漏れがないかチェックをしながら、サンドペーパーで表面を研ぎ仕上げし、トップコートへ。
中塗り 密着性向上・表面調整のため、溶剤型プライマーを塗布し、トップコート前に最後の下地調整を施します。
トップコート クリーンルーム(クラス10,000)内にて、ロボット塗装
検 査 塗装色、外観の仕上がり具合などを一つひとつチェック
シルクスクリーン
印刷
自動印刷機で指定文字を印刷
最終検査 印刷文字、色に不具合がないか確認、全体の外観を丹念に最終チェック
梱包 輸送中にキズ等がつかないよう専用トレイを使用して箱詰




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